二流を目指す伊達雅輝の三流レーサー&三流アングラー日記

2019年1月20日よりブログ名称ちょっと変わりました。

「175km・獲得標高4000m」の難コースに挑む

(ROTOR POWER クランク 電池交換)
「2017房総山岳サイクリング」のコースをyamaと走ってみることにした。

ルートラボhttp://yahoo.jp/xA9yQG4〕で公表されている情報によると、走行距離は175キロで「頑張れば何とかなるでしょう」というレベル。
しかし獲得標高が4003メートルもあり、これは確実に未知の領域だ。


山が少ない千葉県なのに合計で富士山を超える標高を上れるコースができるんだと、難コースの設定に驚きつつも、無理だっら途中でやめればいいことなので気楽に走ってみることにする。


5時に車で出発し、6時27分に君津の大江戸温泉物語付近から出発した。
と、すぐにyamaから待ったがかかる。
前日にドロップハンドルの高さを調整したらしく、ハンドルを切るとワイヤーが張って支障をきたしてしまうらしい。


調整を終え、実際に走り始めたのは6時34分ごろだった。




今回、私はコース上の曲がる場所などを印刷した要所要所の地図を全部で42枚用意していった。
結果的には、通る道が「ここなの?」と思うような細い道が多く看板があるような交差点で曲がることも少ないため、用意した紙の地図はほぼ役に立たなかった。
yamaがサイコンにルートデータを入れてきていたので、ほぼすべてそのナビに従うことで事なきを得た。
もし、サイコンのナビがなかったら、いちいちスマホをポケットから取り出して確認しないといけないわけだから、相当にタイムロスしていただろう。


スタートの直後はずっと下り。
私は相変わらず下りが遅いのでyamaとの差が開く。
2人で本気でタイムを稼がないといけないとするならば、この差は相当なロスになってしまう。


とにかく先が長いので、上りや平坦は負荷を上げないでいく。


<コースの細かい記録は省略>



9時36分、安房小湊の海岸線へ。



まだまだ元気な2人。



鴨川有料道路(写真奥が料金所)の通行料は1台20円。
硬貨を料金箱に入れて再スタートした後、パワーメーターが作動していないことに気がつく。
きょうはめったにない貴重な走行データになるはずだからこのまま進みたくはないので、すぐにyamaに声を掛けて停止。サドルバッグから新品の電池を取り出し交換した。
しかし反応はなし。
結局、サイコン(GARMIN EDGE 510)を再起動したら正常に反応するようになった。
以前もこういうことがあったなあ。
サイコンに電池消耗のサインが出たわけではないから、おそらく今回はバッテリーはまだ残っていたんだろう。


前回の電池交換は2016年11月20日



この時点(鴨川有料道路の料金所通過後)で12時24分、距離は94キロと半分以上を消化しているのに獲得標高はまだ1900メートルに達していない。



13時ごろに安房鴨川近辺で昼飯。勝浦タンタンつけ麺の大盛りを食べる。


再スタートし1キロくらい走って長狭街道を越え、そこからまた1キロくらい走った後に突如、激坂が現れた。
サイコン上では斜度22度とか瞬間的には23度を表示していた。
きょうのコース上では最大の難所だった。



16時ごろ、走行距離は137キロ。
獲得標高はまだ3000メートルの手前だ。



そこから続く上り坂に向かって走り始めるyama。



でも、本当に蛇行しているしペースは上がらないし、無口だし、元気がない。
だいぶ前から次の自動販売機で休憩しようとしていたのに、なかなかない。



16時40分ごろようやく自動販売機を発見。
ジュースを飲んですこし元気になったyamaが「ボトルが空でに3時間くらい飲んでいない。ずっと足がしびれたりしてヤバかった」と言う。
おいおい、そんな状況ならすぐに言ってくれればボトルの水をあげたのに・・・



この時点で144キロ、獲得標高は3146メートル。



17時ごろ、鹿野山越えを前にコンビニで休憩。
今回のコース上にコンビニはほとんどなかった。



148キロ、獲得標高は3172メートル。



17時50分、鹿野山を上ると内房の海の先から夕日が差していた。



獲得標高の「4(千)」


ゴールとなるスタート地点を前に道は暗くなり、ライトを点けて走行する。


最後の最後にちょっとだけペースを上げて、19時ぎりぎり前にゴールした。



結果、サイコン上の記録では173キロ、獲得標高は3848メートルだった。



獲得標高に関しては表示のとおりでしょう。



スタートしてからゴールするまでおよそ12時間30分。
率直なところ途中でやめてショートカットして戻るだろうし、それでも十分と思っていたのに、yamaと何とか無事に走り切れて本当によかった。
レーニング・ストレス・スコア:678.7(ただし最大パワーが計測異常で2000W以上になっているため高くなりすぎている可能性あり)
疲労は相当でも充実感でいっぱいだ。


風呂に入って、回転ずし食って、22時50分ごろに帰宅した。


◆2011SUPERSIX◆ホイール:SHIMANO WH-9000-C35-CL、タイヤ:BRIDGESTONE EXTENZA R1X(23C)、エア圧:前後6.5bar、クランク:ROTOR POWER クランク、クランクギア:50×34T/ROTOR noQ、スプロケ:12-25T/CS-6700、ペダル:LOOK KEO BLADE CARBON



173.13 km
距離

3,495 C
カロリー

10:10:30
時間

10:01:07
移動時間

12:33:32
経過時間

17.0 kph
平均速度

17.3 kph
平均移動速度

121 W
平均パワー

2,364 W ←計測異常(正しくはたぶん473W)
最大パワー

150 W
最大平均パワー(20 分)

49% 左/51% 右
バランス(左右)

70% 左/75% 右
トルク効率(左右)

20% 左/22% 右
ペダルスムーズネス(左右)

157 W
Normalized Power® (NP®)

0.819
Intensity Factor® (IF®)

678.7
Training Stress Score®

191 W
FTP設定

3,486 kJ
運動量

3,848 m
高度上昇

3,841 m
高度下降

6 m
最低高度

401 m
最高高度

60 rpm
平均ケイデンス

105 rpm
最大ケイデンス

15.0 °C
平均気温

9.0 °C
最低気温

24.0 °C
最高気温