ROTOR POWER クランクについて何か新しい情報があるかもとネットをいろいろ検索してみたら、トルク効率とペダリングスムースネスが計測できることが分かった。
ガーミンのサイトの説明によると、
Torque Effectiveness/トルク効率:ぺダリングサイクルごとの総出力に対する有効出力の割合(%)
Pedal Smoothness/ペダルスムーズネス:ぺダリングサイクルごとの平均出力と最大出力の比率(%)で、同じ=0%
という指標らしい。
この2つについては、いままで使っていたGARMIN EDGE 500は非対応で、EDGE 510と810のみが対応しているという。
この指標はどちらも、せっかく買ったROTOR POWER クランクでのトレーニングにすごく役立つだろうと考え、迷わずEDGE 510を買った次第だ。
自分なりに解釈とすると、トルク効率は「100%」だとクランクの回転方向に対し逆の力がまったくなく、入力がすべて無駄なく回転力につながるということで、ペダルスムースネスが「0%」の場合は、ペダルがどの位置にあってもまったく同じ回転力を発生させているということか。
これはすごく気になるし、果たしてどんな結果が出るのか興味津津。
前者は100%が理想だろうが、後者は0%が理想ではないだろうと思う。
3本ローラー(E-MOTION)でちゃんと漕ぎ始める前に、気になることを試してみた。
ROTOR POWER クランクにはケイデンス測定機能があるという情報を得たので、GARMINのセンサーの電池を外して漕いでみたら、やぱり、ケイデンスを正常に表示した。
ということで、GARMINのスピード&ケイデンスセンサーのために装着していた左クランクのマグネットを取り外ことにした。
スピードセンサーはローラーのときに必要なのでそのまま稼働させておく。
ROTOR POWER クランクにしてから最高ケイデンスが160rpmとか私には不可能な200rpmを記録していたのは、もしかすると、両方のセンサーが働いていたせいではなかろうか。
まずは12分くらいアップ。
あとで分かったことだが、トルク効率とペダリングスムースネスに関してはGARMIN Connectでは対応していなくて、表示してくれない。
この2項目に対応するパワーメーター自体もまだ少ないようだし、そのうち対応するようになるのだろうか。
いや、ぜひとも対応してほしい。
仕方がないのできょうは、両項目はEDGE510のスクリーンショットを掲載。
スクリーンショットを撮れるにも驚いた。
- L3 #1:タイム 4:59 /平均パワー 182 W/ NP 180 W /最大パワー 211 W /Balance Left・Right (%) 50 ・ 50 /平均ケイデンス 88
ダンシングの場合、トルク効率とペダリングスムースネスはどう変わるのかと思い
- ダンシング軽め1分:タイム 1:01 /平均パワー 144 W/ NP 136 W /最大パワー 155 W /Balance Left・Right (%) 48 ・ 52 /平均ケイデンス 54
3分レスト。
では、普段の走行ではやらない、軽めのギアでクルクル回したときのトルク効率とペダリングスムースネスはどうなのかと思い
- ケイデンス110rpm1分:タイム 0:59 /平均パワー 170 W/ NP 156 W /最大パワー 193 W /Balance Left・Right (%) 49 ・ 51 /平均ケイデンス 110
2分レスト。
- L3 #2: タイム 4:59 /平均パワー 169 W/ NP 167 W /最大パワー 183 W /Balance Left・Right (%) 49 ・ 51 /平均ケイデンス 85
4分レストし、重めのギアで踏んだらどうなのかと思い
- L3 #3(ケイデンス70rpm):タイム 4:59 /平均パワー 177 W/ NP 175 W /最大パワー 186 W /Balance Left・Right (%) 49 ・ 51 /平均ケイデンス 71
総合
平均パワー: 133 W
最大パワー: 211 W
最大平均パワー(20 分): 146 W
左/右バランス: 50/50 %
Normalized Power (NP): 149 W
Intensity Factor (IF): 0.708
Training Stress Score (TSS): 33.9
FTP設定: 210 W
Work: 329 kJ
平均バイクケイデンス: 72 rpm
最高バイクケイデンス: 117 rpm
平均気温: 16.1 °C
毎分気温: 16.0 °C
最高気温: 17.0 °C
汗ダクダク。
やはり、最高ケイデンスは正常な値を記録した。
でも、どこにいても、bluetoothでスマホを経由しGARMIN Connectにアップロードできるので、手間はかなり軽減。