二流を目指す伊達雅輝の三流レーサー&三流アングラー日記

2019年1月20日よりブログ名称ちょっと変わりました。

印旛沼練、Cannondale SUPERSIX EVO 試乗

印旛沼周辺他 60.56km+3本ローラー 30分(13.17km)=73.73km(2011SUPERSIX)

ホイール:WH-RS80-C50、タイヤ:GRAND PRIX 4000S(23C)、エア圧:前後6.5bar、クランクギア:50×34T、スプロケ:12-23T/CS-6700
※3本ローラーはローラー専用後輪



天気予報どおり雨が降り路面は濡れているが、曇天でも8時くらいには雨があがっているようだ。
天気予報を見るとやっぱり雨の予報だけれど、雨雲レーダーでは大丈夫な感じ。妻は「雨の予報なんだから雨でしょ」というが、冷静に考えれるとその通り。
どうするか悩んだ末、ローラーではどうせあんまり負荷をかけ続ける精神力がないし、来週13日の龍勢ヒルクライムに向けてきょう負荷をかけておかないと後悔するだろうから、濡れるのを覚悟し10時15分に出発した。


手賀沼周回のように、なるべく信号がないところで練習したい。
手賀沼でもいいが片道に40分程かかるので、大雨になった際には帰ってくるまで非常に厳しい。


ということで思いついたのが、一部をよく走る印旛沼周辺の左回りコース。



スタート地点は吉田(地図のマーク地点)。
そこから船戸大橋までの3.3kmは完全な平坦区間で、その後、左折して県道64号に入りすぐにT字路の交差点に信号あり。
T字路を直進した先にだらだらと緩い上りがあって、宗像小近くのT字路交差点を左折する。信号はこの2つだけだ。
左折した後はいったん下ってから短い2回目の上り。上り切ってから平坦路を走り、最後に2回目の下りで吉田へ戻る、というコース。
1周は7.2km。


最初の平坦路部分はじつは数えるくらいしか走ったことがなく、いつもアップダウンの県道のほうを好んで選択していた。


  • #1:7.20km/13分42秒/平均速度31.5/平均ケイデンス91/平均心拍163/最大心拍175

1周目はある程度は抑えていくが、きょうは抑え過ぎにならないように負荷をかける。路面はほとんどウエットだ。
平坦区間は平均時速34kmちょうどくらい。
最初の上りはホイール(WH-RS80-C50)の重さに耐えながらアウター・ローでしのぐ。この負荷がじつに効きそうでいい。
2回目の上りはちょっと急だし、フロントの変速も確かめたいのでインナーに落とす。
下りは下ハンで、それ以外はブラケットを握る。
信号停止なし。

  • #2:7.21km/13分39秒/平均速度31.7/平均ケイデンス90/平均心拍166/最大心拍177

1周目を終えるころ、ペースを落とさずに5周走ることにした。
1周目よりちょっとだけ負荷を上げたイメージだけど、ポジションなどはすべて1周目と同じ。
信号停止なし。この周あたりですこし雨が降ってきたけれど、ぱらつく程度だった。

  • #3:7.21km/13分41秒/平均速度31.6/平均ケイデンス90/平均心拍166/最大心拍179

2個目の信号で初めて停止。これがなければ13分35秒くらいだろうか。
でも、ここまで3周をほぼ同じペースで走れている。
2回目の上りで下ハンを握ってみた。
※計測はオートポーズ機能で

  • #4:7.22km/13分33秒/平均速度32.0/平均ケイデンス90/平均心拍167/最大心拍177

4周目も特にペースは変えず、下り以外はすべてブラケットのポジション。
ここまで、なるべく踏み込まず、特に上りでは太ももよりも尻のほうの筋肉を使うように意識して走る。上りでもほとんどダンシングは使っていない。
4周目っていうのが、精神的につらい。
信号停止なし。

  • #5:7.21km/13分17秒/平均速度32.6/平均ケイデンス91/平均心拍170/最大心拍183

最終周は下ハンで。平坦区間が時速34.9kmと、すこしだけペースアップした。
その後の上りもずっと下ハンで踏ん張り通し、最後の上りあたりから心拍180bpmくらいで耐える。



5周の合計約1時間7分を平均心拍166bpmでほぼ同じペースで走れたのが収穫。いい練習ができた。
WH-RS80-C50は上りではいままで使ったどのホイールよりも重くて負荷がかかる。狙いどおりの効果、ということにしておこう。
このホイールで鹿野山とかを上ったらかなりしんどいだろうが、練習としてはやってみる価値ありだ。


クールダウンを兼ねてCannondaleの試乗会をやっているタキサイクルさんまで走る。



SUPERSIX EVOを試乗。


Cannondaleはサイクルモードに出展していなかった。
この理由を担当者は「予算の関係上、ああいうイベントに出展するか、こんな感じでショップなどでの試乗会にするか、どちらかになる」としたうえで、「ちゃんと自分に合ったサイズの自転車で、せめてサドル高とビンディングペダルはきちっと合わせてある程度はじっくり乗ってもらって評価してほしい」からと話した。
ということで、私のバイクのサドル高をメジャーで計ってくれたうえ、ペダルは普段、使用しているシマノのものを取り付けてくれた。
当然、試乗サイズも同じ48だ。


まず、持って驚くほど軽量だ。
自分のホイールがかなり重いのに対し、試乗車はMAVICのKsyrium SLなので当然、漕ぎだしも軽い。
スピードが乗っても、走りが軽い。それでいて至極軽量な重量からくる不安定さや剛性不足の心配など、私には微塵も感じられない。
驚いたのは乗り心地が非常に良く、しなやかなことだ。担当者いわく「シートステーの構造を変えることで(私の)SUPERSIXよりも震動吸収性に優れている」。


ん〜、いい。じつにいい。ヒルクライムならなおさらいいのではないだろうか。
このマシンはいいに決まっているし、私は評論家ではないうえ、このバイクを購入する予定や比較検討の対象でもないので、あまり乗っていても特に意味がない。
ので、2kmくらい乗っておしまいにした。



ヘッドチューブは私のSUPERSIXよりも径が細い。




このクランクセットはかなり軽量らしい。値段も10万円オーバーらしい。
ダウンチューブは「どちらの方向に対しても剛性がある」円形。



トップチューブ



極太のトップチューブシートチューブの接合部。



「しなやかさをだしている」シートステー。


帰ってきてからマシンを水洗いする。


15時25分から3本ローラーでバランス優先の練習を30分だけ。結構、汗をかいた。