二流を目指す伊達雅輝の三流レーサー&三流アングラー日記

2019年1月20日よりブログ名称ちょっと変わりました。

雨天走行でも1万4千キロノーメンテ 高耐久のSHIMANOのBBよあっぱれだ!

2018年1月に乗り始めたniner RLT9 Alloy

 

f:id:datedamon:20200501115244j:plain

BBはULTEGRAグレードのSM-BBR60 BSAを装着している。

当時の記事に書いたとおり、「雨でも構わず走るので、これまでの経験からBBの選択肢はSHIMANO以外はあり得なかった」のだ。

 

雨天を含め、2年4カ月、約1万4千キロを走ったが、いまのところBBの”異常”は見当たらない。

このBBは本来、パッキン類を取り外しての分解は不可となっているが、もし壊れたら交換すればいいだけのことなので、初のグリスアップのためにパッキンを外してみる。

 

f:id:datedamon:20200502105007j:plain

ドライブ側。外側のプラスチックを外した状態。

 

f:id:datedamon:20200502105304j:plain

ベアリングのシール(左)は他のシールドベアリングのものとさほど変わりはないようた。ということは、このプラスチックの部品(右)が実にいい仕事をしてくれているということか。

 

f:id:datedamon:20200502105327j:plain

ベアリングに錆は見当たらない。

もちろん、回転に特に問題ない。

 

 

f:id:datedamon:20200501092425j:plain

グリスはこれらを使用。

 

f:id:datedamon:20200502110245j:plain

グリスをたっぷり注入する。

 

f:id:datedamon:20200502111533j:plain

ノンドライブ側も異常なし。

以前乗っていたSCALPELのBB30なら、これだけ雨天でも使用したのなら、間違いなく「固着してもうほとんど動かない」レベルになっているはずだ。

 

f:id:datedamon:20200502112139j:plain

こちらもグリスを注入。

 

 

f:id:datedamon:20200502112612j:plain

クランクのシャフトも”減り”や”削れ”などまったく見当たらない。

そういえば、SCALPELのクランクのシャフトには、ベアリングに当たる部分に痕があったよな。

 

f:id:datedamon:20200502121025j:plain

クランクを装着し、ボルトでアタリを調整する。

手で回して、回転を確認。

回転に関しては、「手を離しても何回も回り続ける」わけではない。せいぜい3回転くらいか。

そういう観点では、セラミックベアリングをはじめとする高性能をうたったBBと比較するのであれば、間違いなく性能は劣るだろう。

ただ、私が求めたのは「雨天走行をしても錆びずに普通に走行できるもの」なので、その点でいえば、きょうの結果から満点だ。

しかも、ダメもとでやってみたグルスアップまでできてしまった。

 

f:id:datedamon:20200502131104j:plain

チェーンはすこし伸びている。

 

f:id:datedamon:20200502131208j:plain

でもまだ限界までには至っていないようなので、このまま使おう。

 

f:id:datedamon:20200502130219j:plain

これでまた、しばらく快適に乗れそうだ。