二流を目指す伊達雅輝の三流レーサー&三流アングラー日記

2019年1月20日よりブログ名称ちょっと変わりました。

のんびり走/BB30ベアリングにグリス注入

9時20分ごろにSCALPELで自宅を出発し、スポーツセンターまで行って応援と観戦。


終わってから奥のテニスコートまで行ってみたら、中学生の軟式テニス大会が開催されていて、すごい人数がコート周辺にいた。
ちょっと見ていると、選手たちにとってテニスが難しそうに見える。
風が強いしな。


帰りも適当にのんびり走って、途中で昼飯を食べてから遠回りして14時ごろに帰宅。
走行距離は27キロくらい。


時間があるのでSCALPELをしまわず、重たい工具箱を納戸から外に持ってきて、「そろそろだろう」と気になっていたBBのグリスアップをする。


現在使用中のBB30ベアリングは、
2012年11月23日に新品を取り付けて、
2013年10月12日に「カチッ」という異音がするからとRESPOマシンスプレーを注入
その後、前回の作業は2014年4月1日にRESPOマシンスプレーとRESPOグリスを注入している。


雨(水)にめっぽう弱いベアリングだけど、定期的にグリスアップしておけば問題なく使える。
前回のグリスアップから距離も乗っていないし、雨の中ではあまり走っていないはず。



右のクランクとチェーンリングを外す。



こんな感じに汚れている。
手前に来ているスペーサーの位置が違っているようだ。



パーツ構成図によると、手前からシム(4枚使用中)、ウェーブワッシャー、スペーサーの順が正しいので、最後の組み付けの際はこの順序に入れ換えた。



シャフトもこんな感じだけど、こんなもんでしょ。



特に問題はなさそうなBBシェル内。
RESPOの防錆スプレーを噴いておく。



右のBB30ベアリング。



左のベアリング。



きょうはめずらしく、ディグリーザーを使って洗浄。
ディグリーザーだけでもっときれいになると思っていたが、そうはならず。
この後、水洗いをし、RESPOの防錆スプレーを噴いておいた。



右のベアリングのシールを外した状態。
やっぱり、そろそろグリスが切れそうな感じかな。




左のベアリング同じような状態。


今回はまずRESPOマシンスプレーをたっぷり噴き込んで、その上にRESPOグリスを多めに塗った。


シャフトのBBが当たる部分には、フィニッシュラインのセラミックグリスを塗った。


これでしばらくBBはクルクル回るでしょう。



……と思ったら、手でクランクを回すと「クルクル」感がなく、手を離すと惰性ではほとんど回転しない。
ロードバイクと比べると明らかに重い。
「ゴリゴリ」感とは違うのでベアリングが摩耗しているわけでも、もちろんグリス切れでもない。


右のクランクを外したり、クランクアームボルトを緩めた状態だとスムーズに回るけれど、今回の作業前から同じ状況にあったのかどうかは不明。


ボルトはトルクレンチを使って規定トルクで締めている。
解決策として、そのボルトを規定トルクに達しない状態にしておくのはよくないよなあ。



それで、4枚使っているシムを3枚間引いてみた。


そうしたら、規定トルクでボルトを締め込んでもスムーズに回転するようになった。



シム3枚の厚さは1.5㎜くらいだから、ここのパーツ構成においては、入れるか入れないかは大きな差といえる。