夕飯に向けてガスオーブンで鳥の丸焼きを用意する。
じっくりと長時間を要するため、普段は炊飯器で使用するガス栓が空かない。
「じゃあ、鍋を使ってコンロで炊くか」
でも、ちょうどよさそうな大きさの鍋がない。
そこで、炊飯器の内釜を使うことにした。
ふたは、圧力鍋のものがぴったりで、蒸気が抜けるよう調整弁の金具を取り外してから点火。
およそ30分で炊き上げふたを取り外せば、湯気の奥からキラリ、艶やかな粒が輝いた。
口に入れてみるといつもより甘く、粘りがある。
さすが直火は「うまい、うまい」。
普段も直火（ガス炊飯器）なわけだから、火加減次第でご飯のうまさがまったく変わるということ。
夕飯後、「サンタにプレゼントをお願いした」小5の息子は、早々と風呂に入ってそのままベッドへ。
その後、“サンタからのプレゼント”の梱包方法をめぐり、中1の娘が口を出す。
中学生になるとサンタはもう、やって来なくなるようだね。
