RESPOグリスの回転は違う
チューブラーホイールのデュラエース・ハブ「FH-7700」をオーバーホールする。
昨年、譲ってもらった後にすぐ、分解・清掃しグリスを入れ替えたが、やっぱりグリスはアレにすべきだったのではないかと思い、確か練習2回と24kmの1レースしか走っていないのに本日、また分解。
ハブスパナ2丁でロックリングを緩める。
最後に締めこむ際の玉当たりの調整は微妙でなかなか難しい。最新のデュラ・ハブは新機構で容易だとか…
「アレ」とはRESPOグリス。これまでペダルなどに何度も使った経験があるが、他のグリスよりも明らかにスムーズに回る。
今回はRESPOマシンスプレーを混ぜて、さらに回転性能の向上を狙う。
オーバーホールを終え、手でホイールを空転させてみた。
やはりRESPOグリスはすばらしい。前回使ったグリスだってそれなりのもの(のはず)なのだが、違いは歴然としていて、回転時間が長くなった。
回転部分において抵抗は小さいに越したことはない。一般的に、グリスの粘度が低ければ抵抗は小さくなるが、その場合、耐久性が落ちる。RESPOグリスは私の経験上、私ごときの使用条件において「耐久性がない」と感じたことは一切ない。
これからも愛用したいところなのだが、RESPOグリスは昨年のうちに生産中止になってしまったのだ。
昨日、大型の自転車店に寄ってみたが、やはり在庫はなし。残念で仕方がない。
今回の使用後、グリスの残りはハブならあと1回か2回分といったところか。ここぞというものに、大切に使おう。
小雨の降る中、後輪を入れ替えて試走に出かける。前輪はAKSIUMのままで。
走行は試走の
- 3.7km
のみ。