◆走行 0km
雨が降っているので、のんびりホイールWH-RS80-C50のハブのグリスを入れ替える。
使うグリスはもちろんこれ、RESPOグリス。
このホイールに関しては、現状の回転性能に特に不満はない。
暇つぶしと自己満足が目的だ。
まずはスプロケを取り外す。
スプロケのロックリングを外す。
スプロケを外した状態。
反フリーボディ側のロックリングを外す。
16mmのハブスパナと
17mmのメガネレンチを使う。両方を手前に引く方向に力を入れる。
シャフトをフリーボディ側から引き抜く。水が浸入していたのか、グリスが劣化しているように見える。
こちらも、ペアリングに付いているグリスの状態がいまいちのような感じだ。
今回、フリーボディは取り外さないので、この状態で中のグリスをふき取る。
そろそろなくなり足りなくなりそうなので、今回から、最近仕入れた別パッケージ入りを使う。
今回もRESPOグリスにRESPOマシンスプレーを混ぜて、潤滑性能の向上を狙う。
玉当たりを調整し、両方の工具を手前方向に引いてロックリングを締めつける。
玉当たりは締め付け過ぎの場合はスムーズに回らないし、緩すぎるとガタがでる。
締めつけの際、玉当たりの状態(玉押しの位置)が微妙に動くので、これを計算に入れて締めつけるのがコツ。これは経験あるのみ。何度でもやり直しがきくので問題なし。
スプロケを入れる前に、スペーサーを忘れずに入れる。
スプロケのロックリングを規定トルクで締めつけ、作業は完了。
前輪のロックリングはメガネレンチが使用できない形状。こちらも17mm。
玉押しとロックリングの両方が17mm。
17mmのハブスパナが1個しかなかったので、ロックリングにはモンキースパナを使用した。特に問題なし。
両方の工具を手前方向に引いて緩める。
本来、上記の作業に取り掛かる前に、プラスチック製のキャップを外すのが正しい順番。爪を使えば簡単に外れるようだ。
シャフトを引き抜く。
途中の2カ所にゴム製のようなリングがあった。検証してみた結果、グリスの内側への流れ防止用ではないかと推測するが、定かではない。
スポークの先端に接触していプラスチック製のパーツを外す。
前輪ももちろん、RESPOグリスにRESPOマシンスプレーをプラス。
続いて、スポーク先端部に接触するパーツ。このパーツがダストキャップを押さえ込んでいる。
引き抜いた側からシャフトを挿入する。
前輪の場合、シャフトをどちらから入れても問題はなさそうな感じだが、同じ状態に戻すほうが望ましいだろう。左右の形状に違いがないと思われるため、どちらから引き抜いたかを覚えておく必要がある。
後輪同様、玉当たりの調整をし、両方の工具を手前方向に引いて締めつける。