二流を目指す伊達雅輝の三流レーサー&三流アングラー日記

2019年1月20日よりブログ名称ちょっと変わりました。

WH-RS80-C50チューンアップ RESPOグリスで

◆走行 0km


雨が降っているので、のんびりホイールWH-RS80-C50のハブのグリスを入れ替える。



使うグリスはもちろんこれ、RESPOグリス。
このホイールに関しては、現状の回転性能に特に不満はない。
暇つぶしと自己満足が目的だ。




まずはスプロケを取り外す。



スプロケのロックリングを外す。



スプロケを外した状態。



反フリーボディ側のロックリングを外す。
16mmのハブスパナと



17mmのメガネレンチを使う。両方を手前に引く方向に力を入れる。



ロックリングを手で回し、外す。



次に、玉押しを外す。



シャフトとの隙間からベアリングが見える。



ダストカバーを、変形させないように慎重に外す。



ベアリングが完全に見える状態。



シャフトをフリーボディ側から引き抜く。水が浸入していたのか、グリスが劣化しているように見える。



こちらも、ペアリングに付いているグリスの状態がいまいちのような感じだ。



ベアリングを取り除く。なくさないように注意が必要だ。



ベアリングは18個。左右それぞれ9個ずつだ。



古いグリスをふき取る。



ベアリングの直径は6.35mmといったところか。



他のパーツも同様にきれいにする。



今回、フリーボディは取り外さないので、この状態で中のグリスをふき取る。



向こう側が見える。



取り外したパーツ。



裏返しで撮影。



そろそろなくなり足りなくなりそうなので、今回から、最近仕入れた別パッケージ入りを使う。



たっぷりと塗る。



ベアリングを埋めるように配置する。



今回もRESPOグリスにRESPOマシンスプレーを混ぜて、潤滑性能の向上を狙う。



反フリーボディ側のダストキャップをはめる。



フリーボディ側からシャフトを挿入する。



反フリーボディ側に玉押しを取り付ける。



続いてスペーサーとロックリング。



玉当たりを調整し、両方の工具を手前方向に引いてロックリングを締めつける。
玉当たりは締め付け過ぎの場合はスムーズに回らないし、緩すぎるとガタがでる。
締めつけの際、玉当たりの状態(玉押しの位置)が微妙に動くので、これを計算に入れて締めつけるのがコツ。これは経験あるのみ。何度でもやり直しがきくので問題なし。



スプロケを入れる前に、スペーサーを忘れずに入れる。



スプロケのロックリングを規定トルクで締めつけ、作業は完了。





続いて前輪。
玉押しには17mmのハブスパナを使う。



前輪のロックリングはメガネレンチが使用できない形状。こちらも17mm。



玉押しとロックリングの両方が17mm。
17mmのハブスパナが1個しかなかったので、ロックリングにはモンキースパナを使用した。特に問題なし。
両方の工具を手前方向に引いて緩める。



本来、上記の作業に取り掛かる前に、プラスチック製のキャップを外すのが正しい順番。爪を使えば簡単に外れるようだ。



キャップの裏側。



ロックリングを外す。



玉押しを外す。



反対側のキャップを外す。



シャフトを引き抜く。
途中の2カ所にゴム製のようなリングがあった。検証してみた結果、グリスの内側への流れ防止用ではないかと推測するが、定かではない。



スポークの先端に接触していプラスチック製のパーツを外す。



マイナスドライバーでこじって外した。



完全に外れた状態。



中のダストカバーを外す。



ベアリングが左右11個ずつ、計22個。



ベアリングの直径は4.70mmと、後輪用よりも小さい。



古いグリスをふき取る。



中の空洞部分は後輪より広い。



取り外したパーツ。



前輪ももちろん、RESPOグリスにRESPOマシンスプレーをプラス。



ベアリングを並べる。小さいぶん、後輪より作業がやりづらい。



取り外しと逆の順で、まず、ダストキャップを取り付ける。



続いて、スポーク先端部に接触するパーツ。このパーツがダストキャップを押さえ込んでいる。



引き抜いた側からシャフトを挿入する。
前輪の場合、シャフトをどちらから入れても問題はなさそうな感じだが、同じ状態に戻すほうが望ましいだろう。左右の形状に違いがないと思われるため、どちらから引き抜いたかを覚えておく必要がある。



玉押しを取り付ける。



ロックリングを取り付ける。



後輪同様、玉当たりの調整をし、両方の工具を手前方向に引いて締めつける。



最後にキャップを取り付ける。



これで完了。